郷土の食
諏訪の味と食文化

季折々の自然を満喫できる諏訪地域には、その風土から生まれた独特の食文化があります。

諏訪農業改良普及センターでは女性農業者セミナーで2ヶ年をかけ、忘れかけていた郷土食や行事食の発掘、レシピの収集、その云われ等の背景を「残したい伝えたい諏訪の味と食文化」として編纂しました。

このコーナーでは、その貴重な資料を転載させて頂きました。

かけ菜の粕汁

  • かけ菜の粕汁
  • かけ菜は、昔は冷凍庫がなかったので、秋漬けの野沢菜の余ったものを日陰の竿等にかけて乾燥させ、冬期間の野菜として卵とじ・煮付けなどに使用しました。 天日干しはミ......

野沢菜の蕪干しの煮付け

  • 野沢菜の蕪干しの煮付け
  • カブは、干す事によって甘みが増します。その為、砂糖が手に入りにくかった昔は小豆を煮て味を付ける時、蕪干しを加えて柔らかくなるまで煮ました。(この蕪が多ければ甘み......

凍み大根の煮物

  • 凍み大根の煮物
  • 極寒の諏訪はマイナス15℃ともなります。湿度も低いため、各家庭で、もちや大根等を軒下につるし、保存食を作りました。切り干し大根、凍み大根は煮物の材料にすると、生......

わかさぎの佃煮

  • わかさぎの佃煮
  • 諏訪湖で穫れるわかさぎは、諏訪地方の特産品として、昔は数少ない動物性蛋白質の供給源でした。

凍り餅

  • 凍り餅
  • 諏訪の凍り餅についての最も古い記録は、徳川3代将軍家光の晩年、正保・慶安(1650年頃)の頃と推定されます。 民間で作られるのは許されず(諏訪家所蔵雑幕中)、......

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諏訪地域(岡谷市・諏訪市・茅野市・下諏訪町・富士見町・原村)みどころガイド

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