郷土の食

かけ菜の粕汁

かけ菜は、昔は冷凍庫がなかったので、秋漬けの野沢菜の余ったものを日陰の竿等にかけて乾燥させ、冬期間の野菜として卵とじ・煮付けなどに使用しました。
天日干しはミネラルが多く、ビタミンDが豊富に含まれているようです。また、すぐ利用できるように茹でて硬く丸めて並べ、凍らせてそれを毎日、味噌汁等に使っていました。

  • 材料と分量
    かけ菜・・・・1株
    凍り豆腐・・・2枚
    油揚げ・・・・小1枚
    人参・・・・・30g
    酒粕・・・・・100g
    味噌またはしょうゆ・・50g
    砂糖・・・・・大さじ1
    だし汁・・・・1000cc
    油・・・・・・小さじ2
    ゆずまたはみかんの皮・・少々

作り方・調理方法

1)かけ菜を一晩水につけもどす。
2)酒粕も水につけ、柔らかくしておく。
3)だし汁を火にかけておく。
4)かけ菜は3cm位に切り、油を引いたフライパンで炒って香ばしくする。
5)(4)を(3)に入れる。凍り豆腐・油揚げも入れ、かけ菜の煮え具合をみながら酒粕を入れ、味噌で味をととのえてる。
6)仕上げにかくし味として砂糖を入れ香り付けにゆずの皮等の千切りを2、3本つける。

 

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